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香港はいい街だ。
香港旅行。




日本からの香港ツアーの大半は、香港島と、九龍地区への観光がメインとなる。
イメージ的には、JR西日本が謳っている「三都物語」の関西への旅行のように、
メインの街を地下鉄やバス、徒歩でめぐることができる。

九龍地区から、大河のような海を挟んで香港島を眺めると、
まさに、神戸のハバーランドのよう。
本当によく似ている。

10年ほど前の父の教え子に、朝に飲茶をごちそうになった。
”最初に東京から神戸に来た時、夜景を見て、とても香港に似ていると思った。”
彼女も同様に感じていたようだ。

イギリス文化が残る・・・とガイドブックに載ってはいるが、
それはヨーロッパ贔屓な日本人がいいように解釈をしているだけのような気がする。
確かに、なごりで2階建てバスが走っているが、
それはどちらかというと、世界の車窓とかで見たことのある、
乗り切れないアジアの電車を想像させる光景であったし、
比較的裕福とは思えない香港人が、
アフタヌーンティーを習慣化してる様子はない。
実際に、ペニンシュラのアフタヌーンティを楽しんでいるのは欧米人ばかりだったし、
父の教え子も、アフタヌーンティが高級ホテルで楽しめることすら知らなかった。

なんだかとても滑稽だ。

夕方からは、市場が盛んだった。
日本でいう夜店街のようなものがあり、
いろいろなものが売られているが、
こちらもどちらかというと、1/3は外国人で賑わっているようだった。
露店よりも、少し外れたところにある、ちゃんとしたお店は、香港の若い子達で賑わっていたけれど。
あとは、途中で紛れ込んだ名前も知らないショッピングビルは、
まるで、ソウルのショッピングビルのようで、まったく英語も日本語も通じず、
地元の若い子達の御用達のビルだったようだ。


まさに買い物大国。
人件費が安価なのか、衣服は本当に安い。
その分縫製の粗雑感は否めない。

あと、どうしても気になったのが、
生ゴミのような異臭。
水が不衛生と言う話は聞いたが、
露店でいろいろな食べ物を売っているからか、
生ゴミの腐った匂いが市場一体に漂っていた。

日本は異常なほどキレイ好き。
外国人がそう感じるのも仕方ないのかもしれない。


特に観光だとか、絶景だとかの魅力はなかった。
そんなもの日本で六甲山に登ればいいような気もする。
ただ、もう一度来てもいいなと思わせる力のある街であることは確か。




さて!次回からは買い物特集です♪
うーん。香港、食べ物もまぁ、まぁだったけど、
何がよいって言い切れないくせになかなかいい町でした。
でも、女性同士で行ったほうが楽しいかもしれないなぁー!
by kaokao1980 | 2005-05-02 13:15 | 旅行


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